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2019/09/04 21:12



そろそろ朝方に肌寒さを感じる頃合いで、起きる時にもなんだか気持ち良さから抜け出せなくなってきましたね。
朝はちょっと肌寒くて、タオルケットなんかで体を包んでいるのが一番気持ち良い瞬間かもしれません。気温が20度を切る頃から使いたくなるケットが眠家の定番である<金澤屋>が作ったキャメルのケット。
名前の通り、ラクダの毛を綿にした、そこらへんではあまりお見かけしないケットです。




ラクダの毛の効果


普通「綿」といえば素直にコットンだったり、ポリエステル綿だったり、ウールだったりが一般的でしょう。
ラクダの毛も綿に使うと良いんです。画像でお分かりのように深いブラウンの色をしたラクダの毛。綿状にするとこういう雰囲気です。
モンゴルのゴビ砂漠に生息する「フタコブラクダ」の毛。ゴビ砂漠は夏は40℃、冬はなんとマイナス40℃にまで気温が下がる、非常に寒暖差が激しい地域。この環境にも耐えうるフタコブラクダは、そりゃ良いお召し物を着ているに違いありません。
ラクダの体表面に目立つ毛は比較的硬い毛で、その下にはとても柔らかく繊細な毛が生え揃っているのだとか。
ケットに使うキャメルはまさにその毛を収穫し使っています。毛は筒状で空気の層を作りやすく保温性が非常に高いのですが、一方で吸湿性や放湿性、つまり汗をよく吸いよく発散してくれる力をもっています。
ですから真夏に、というわけにはいきませんが比較的暖かい時期にも暑苦しさが少なく長いシーズン活躍してくれるというわけです。



 


肌沿いが良い綿ニットの側生地


このキャメルの力を存分に発揮してもらうため、綿を覆う生地には薄手でモッチモチの綿ニットを採用しています。手のひらでぐっと押すと手の形のまま沈み、まるで餅のようです。肌触りもふわふわしており、誰がどう使っても「そりゃ気持ち良いに決まってるでしょ」って言いたくなる感触です。
このまま使うのは本当に気持ち良いのですが、汚れが気になる方はもちろんカバーをかけられるようにフックも付いています。




一枚でもインナー使いでも良し


これ自体とても暖かく、言ってみれば毛布代わりのようなものですが、毛布と違うのは吸湿性や放湿性の高さ。皆さんが想像する毛布というのはほぼ100%化学繊維でできており、暖かさは抜群の反面、ウールやコットンといった天然繊維と比べて吸湿性や放湿性で劣るのは否めません。
このケットはそのまま肌掛けでも暖かい上に吸湿性、放湿性が抜群ですので、肌寒いなと感じたら一枚で成立してしまうんです。それでも寒い冬がいよいよ来たな、という時に上に羽毛布団などをかければ無敵状態と言えるでしょう。冬がなかなか明けない新潟であれば4月5月頃まで普通に使っているかもしれませんね。


セミダブルダブルもご用意がありますが、こちらはご注文いただいてからの製作となりますため、2〜3週間後のお届けとなりますので、ご注意ください。



ブランド 金澤屋
アイテム キャメル ソフトフィットケット(シングルサイズ)
プライス ¥ 26,800+tax




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